トチサガッくんです。土地探しのこと書いてます。土地の妖精。 コメダで生まれました。
名古屋市16区ハザードマップまとめ編
名古屋市ハザードマップをまとめてしました。
ハザードマップとは、
一般的に自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものとされています。
防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。
今回は、主に河川の氾濫を想定した『洪水・内水ハザードマップ』をまとめてみました。
トチサガッくん
◼︎『洪水ハザードマップ』とは、
台風や大雨により、堤防が決壊・溢水した場合に、浸水する範囲や浸水の深さがどの程度になるのかを示したものです。
下記に名古屋市16区の『洪水ハザードマップ』を掲載してみました。
図は、国土交通省が平成19年度に公表した浸水想定区域図を基に作成したものです。
現在の河川状況で、各河川の計画規模の雨が降った場合に発生が予想される洪水について、想定される浸水区域と浸水深をシュミレーションによって求めたものです。
*実際の浸水区域や浸水深が図と大きく異なることもあります。
◼︎内水氾濫とは
市街地に降った雨が、短時間で排水路や下水管に一挙に流入し、雨水処理能力を超えてあふれる、あるいは川の水位が上昇して雨水をポンプで川に流せずに、市街地の建物や土地、道路などが浸水することを言います。
このように図は、浸水深で色分けしてあります。
CONTENTS.
名古屋市千種区
今池から池下のエリアは南北に浸水範囲が広がっています。愛知学院大学と椙山女学園高校と城山中学校のエリアは、たびたび浸水する地域です。
■千種区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112257.html
■千種区ハザードマップ簡易版ページ
名古屋市東区
東区は大曽根・ナゴヤドームと庄内川で挟まれた地域に浸水被害のキケンがあります。
また愛知大学や東海中があるエリアも集中豪雨で浸水したことがある場所です。
東区で浸水被害が少ないエリアは東区の1番西側。
■東区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112396.html
■東区ハザードマップ簡易版ページ
名古屋市北区
北区全域が浸水被害のキケンがあり、液状化もしやすい地域となります。
■北区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112398.html
■北区ハザードマップ簡易版
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112398/kozui_kita_chizu_kani.pdf
名古屋市西区
名古屋駅は海抜2mで名古屋城の西側はむかし湿地でした。西区全域が浸水被害のキケンがあります。
■西区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112399.html
■西区ハザードマップ簡易版
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112399/kozui_nishi_chizu.pdf
名古屋市中村区
名古屋駅周辺は、海抜が2mしかありません。中村区全体の土地が低いので浸水しやすくなっています。
■中村区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112451.html
■中村区ハザードマップ簡易版
名古屋市中区
大津通りと新堀川、東別院駅の上を通る高速道路に囲まれた範囲は氾濫しやすいです。
■中区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112453.html
■中区ハザードマップ簡易版
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112453/kozui_naka_chizu_kani.pdf
名古屋市昭和区
鶴舞公園から南の高速道路と新堀川にはさまれた区域。あとは壇渓通周辺の土地が低いですので、
浸水しやすいです。
■昭和区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112456.html
■昭和区ハザードマップ簡易版
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112456/kozui_showa_chizu_kani.pdf
名古屋市瑞穂区
高速道路の周辺と西側、瑞穂区役所から南の環状線沿い、新瑞橋の土地が低いです。
山崎川周辺も大雨やが集中豪雨になると、浸水する可能性があります。
■瑞穂区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112460.html
■瑞穂区ハザードマップ簡易版
名古屋市熱田区
堀川より西側と名鉄線路の東側が土地が低いです。
そのため大雨が降ると浸水したり、大きな地震が起こると液状化が起こりやすいのです。
日比野とイオン熱田千年を結ぶ道路の西側は平成12年の東海豪雨で浸水しています。
■熱田区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112461.html
■熱田区ハザードマップ簡易版
名古屋市中川区
そもそも中川区は土地が低く、ほとんどが海抜2m以下ですので、
中川区は全域が浸水しやすい地区になっています。
■中川区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112464.html
■中川区ハザードマップ簡易版
名古屋市港区
庄内川・新川より東側のエリアは大雨が降ると浸水しやすいです。
東海豪雨をはじめ、過去に何度か親水被害を受けています。
■港区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112466.html
■港区ハザードマップ簡易版
名古屋市南区
JR線路の西側はかつて海でしたので、埋め立ててできた土地で低いです。
天白川周辺は平たんな低い土地になっています。大雨が降ると浸水しやすいです。
■南区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112470.html
■南区ハザードマップ簡易版
名古屋市守山区
ゆとりーとラインが走っている愛知県道30号から西側は、数年に1度河川の水没のおそれがある地域です。
■守山区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112472.html
■守山区ハザードマップ簡易版
名古屋市緑区
天白川と愛知県道59号の間、JR沿線、名鉄沿線は浸水しやすいです。
■緑区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112483.html
■緑区ハザードマップ簡易版
名古屋市名東区
高針・牧の原・本郷駅の北側エリアが危険です。
■名東区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112486.html
■名東区ハザードマップ簡易版
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/cmsfiles/contents/0000112/112486/kozui_meito_chizu_kani.pdf
名古屋市天白区
平成12年の東海豪雨で天白川周辺が水浸しになっています。
■天白区ハザードマップページ
http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000112488.html
■天白区ハザードマップ簡易版
まとめ
土地を購入する前に、
ご自分のお住まいになる地域では、洪水氾濫等によりどのような浸水被害が想定されるのかについて
事前に認識を深めましょう。
また、出水時の水防活動や避難行動等に活用しましょう。