昭和62年生まれ。愛知県出身。 トチサガッのブログ担当。 住宅メーカー、会計事務所での経験を活かし、お家と土地探しをお金の面からサポートします。
Googleマップ活用して、土地探しする時の5つのポイント!
土地探しをする中で、実際に土地を見に行くのはとても大変です。
いざ見に行ってみたら、全くダメだったということはよくあります。
そんな土地が2件続いた時には、疲労困憊になってしまいます。
そうならないためにも、まずは気になる土地をGoogleマップで調べてみましょう。
今回は土地探しのGoogleマップ活用法についてお伝え致します。
鈴木 貴博
CONTENTS.
1.土地の周りをチェック
まずは土地の周りに何があるかをチェックしましょう。
航空写真およびストリートビューを使ってチェックしていきます。
見るときにチェックすることは、
・周りにどんな建物が建っているか
→古い建物はたっていないか、高い建物が建っていないかなどチェックしておきましょう
・土地の前に電柱や、障害物がないか
→役所に届出を出さないと移設出来ない場合もありますので注意が必要です
・高低差のある土地ではないか
→高低差がある場合は土を盛ったり、擁壁を作る必要があるため、土地の値段以外にもかかる費用があります
・水路はないか
→水路があると夏は虫が大量発生する場合があります。周りに田んぼだらけでも虫が沢山でます。
・隣地との距離
→境界線とどれだけはなれているか。しかし、これはGoogleでは見切れない部分もあるため、実際にみてチェックする必要もあります。
参考
・航空地図にする方法
https://support.google.com/maps/answer/3031966?hl=ja
・ストリートビューを使用する方法
https://support.google.com/maps/answer/3093484?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
2.道路状況のチェック
道路状況を確認する時は航空写真を使用します。
上から見て、周辺の道路の幅をチェックしておきましょう。
道路が広ければ、運転はしやすい分、車の通りが多くなるため安全面では心配です。
狭ければ、運転や駐車する時に配慮が必要になりますが、逆に車が通らない分安心ではあります。
■道路幅のオススメ
6~8mです。
区画整理の土地の道路はほぼこの広さです。
なぜかというと、この広さ、車がすれ違うことは出来るが、スピードが出しにくい広さで、安全面が確保されています。
4mでは狭すぎますし、運転もしにくくない広さです。 道路幅も土地探しの中ではチェックが必要なポイントです。
3.周辺施設までの距離
不動産情報である程度載っている場合が多いですが、周辺施設まで、徒歩何分かかるのか、 車でどれくらいでいけるのかをチェックしておきましょう。
例えば、
・通勤場所までどれくらいの時間がかかるのか?
→電車の場合であれば、どんな電車を使用すればいいかもわかります。 駅の時刻表もチェックしておきましょう。
どれくらいの待ち時間が必要なのかもチェックが必要です。
普通電車が停まる電車と快速が停まる電車では、乗換え回数も違うので、距離よりも、待ち時間も含めた移動時間を調べたほうがいい場合もあります。
・学校までの通学路までの時間どれぐらいかかるか?
→時間はもちろんのこと、交通量の多い道路や、危険な場所はないかなどどんな経路を通って通学するのかもチェックしておきましょう
・スーパーやコンビニなどの施設
こういった施設は近くにあるかないかで精神的な負荷は変わってきます。 毎日使う施設だからこそ、どこにあるかチェックしましょう。
・実家までの移動距離や時間
などを調べておく必要があります。 Googleマップであれば出発地と、到着地を指定すれば徒歩、電車、車の移動距離及び時間が出るので便利です。
やはり、見る前にここは抑えておく必要があります。
4.時間軸がずれている可能性もあり
Googleマップのストリートビューが必ずしも最新のものではない可能性があります。
状況が変わっている可能性もあるので、いざ見に行った時に雰囲気が違うということもあります。
空地のはずが、家が建っているの等、、、、
実はストリートビューの右下に撮影時期が表示されます。 あまりにも古いようであれば注意が必要です。
※PCでないと撮影時期は表示されません。携帯で見ている場合はわかりません
そういった意味では、足を運ぶことが大事ということも言えます。
5.地図ではわからないこともある
Googleマップで見て、いいなと思える土地であればいざ見学です。
見学して初めてわかることも多くあります。
例えば、
・匂い(ゴミ焼却場や養豚場が近くにある)
→意外と離れていても風にのって匂う場合がありますのでチェックしておきましょう
・音(電車や、車の通り)
→音については個人差もあるので実際に現場に行かないとわからないことも多くあります。
交通量なども車がどれだけ通るかなど時間帯などでも違うため、現場で見るべきポイントの一つです。
・鉄粉や粉(線路が近いとどうしても周りに飛んでしまいます)
→近隣に停まっている車を見るとわかります。
・道路と敷地との高低差
→道路よりも敷地の方が低い場合は湿気がこもりやすくなります。細かい部分ですが、注意が必要です。
など、視覚ではわからないことが沢山あります。
現場にいってはじめてわかることも多くあるので土地を見る前にチェックするポイントをおさえておきましょう。
まとめ
Googleマップなどのサービスが出来たことにより、実際に見に行かなくても、土地選びが出来る時代になりました。
しかし、現場でしかわからないことは多々あります。
サービスをうまく活用して、本当に見に行きたい土地を見学しにいきましょう!
土地探し疲れをしないように、効率の良い土地探しをしていきましょう。