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マイホームの5つの選択肢。そのメリットデメリットを総ざらい!

人生において、生涯トップクラスの高額な買い物といえる、夢のマイホーム。
大きな買い物だからこそ、誰しもが絶対に失敗はしたくないはず。
ここでは、マイホームを検討する際にまずは把握しておきたい5つの選択肢と、そのメリット・デメリットを総ざらいしてお伝えしていきます!

鈴木 貴博

住まいのセレクトは5種類

マイホームと言っても、実はその選択肢は意外にも多く存在します。 大きく分けて、5つの種類に分かれています。

1.マンション
2.中古マンション
3.注文住宅
4.建売住宅
5.中古戸建住宅

それではさっそく、それぞれのメリット/デメリットを考えていきましょう!

今回は、
・耐久年数
・価格
・メンテナンス
・構造-耐震
・設備
・資産価値

という上記の視点に加えて、トータル的なメリット/デメリットについてお伝えしていきます。

まずはマンションのメリット・デメリットを確認していきましょう。 新築分譲マンションを選ぶか、中古マンションを選ぶかによって、メリット・デメリットが大きく変わってきます。

 

新築分譲マンションのメリット・デメリット

耐久性: 一般的に100年は持つと言われています。

価格: 中(注文住宅よりも安いがローコストメーカーよりは高いイメージです)

メンテナンス: 修繕積立金で月々8000円〜程度費用がかかります。費用はかかりますが、支払いしたておけば修繕計画に沿って修繕等されていくため楽です。

構造・耐震: 鉄筋コンクリート

設備: キッチン、お風呂などの水回りや、警備システム最新であったりラウンジやジムなどがあるマンションもあります。

資産: マンションを資産として考える場合には、売却するか、賃貸するかを考えます。

売却する場合 → 購入時の価格よりもあまり下がらず、売却することができるケースも多いです。
賃貸する場合→比較的借り手が見つかりやすく、賃料も高く設定できるケースが多いです。

 

総合的なメリット:

利便性〇
管理組合が管理するため、維持管理は比較的手間がかかりません。

セキュリティもしっかりしてる場合も多く防犯性〇

新しく最新の設備で快適〇

総合的なデメリット:

駐車場代が必要×

修繕積立金が必要×
(修繕積立金は5年毎に値上がりするケースも!)

間取りの自由度が低い×

以上、新築マンションのメリット・デメリットでした。

 

中古マンションのメリット・デメリット

新築から中古になると、状況は一変します。築1年でも、築100年でも中古になります。

中古マンション選びは、新築に比べ慎重に選ぶべきと考えています。

耐久性: 築年数により変わります。

価格: 中(注文住宅よりも安いがローコストメーカーよりは高いイメージです)

メンテナンス: 修繕積立金で月々12,000円〜程度の費用がかかります。古い分修繕積立金は高くなります。

構造・耐震: 鉄筋コンクリート

設備: 築年数によって変わります。古い仕様の場合が多いため、購入後リフォームされる方が多いです。

資産: 資産として考える時は売却するか、賃貸するかで考えます。

売却→購入時の価格よりもあまり下がらず、売却することができるケースも多いです。
賃貸→比較的借り手が見つかりやすく、賃料も高く設定できるケースが多いです。

 

総合的なメリット:

利便性〇
管理組合が管理するため、維持管理は比較的手間がかかりません。

新しく最新の設備で快適〇

中古のため価格は安く抑えられ、コストパフォーマンス〇

総合的なデメリット:

駐車場管理費が高い×

間取りの自由度が低い×

やはり一番気になるのはリフォーム費用です。購入を決める前にリフォーム費用を見積もりましょう! 以上、中古マンションのメリット・デメリットでした。

 

一戸建て大手住宅メーカーのメリット・デメリット

ここからは、一戸建てのメリット/デメリットについてお伝えします。

耐久性:30年~60年。

価格:一般的に高くなります。そして土地の地盤や、高低差などにもよっても金額が変わります。

メンテナンス:外壁塗装の塗り替えなどで、15年に一度150万円程度かかります。今は、タイル外壁など特殊な外壁によってメンテナンスフリーのものもあります。

構造・耐震:強いです。大地震でも倒壊しなかったなど実績も多々あります。

資産価値:

売却→売却するまでに時間がかかり、そして初めに価値は大きく落ちます。
賃貸→なかなか一戸建ての賃貸は収益化するのが難しいです。貸すことが出来た場合は高い賃料を得ることが出来ます。

 

総合的なメリット:

・自分の希望の間取りが叶う

・庭や駐車場がある

・資産となる

・賃貸などに比べても比較的広い住まいになるケースが多い

総合的なデメリット:

・土地を取得するのが難しい
(条件の良い土地は建売メーカーなどの企業が購入してしまいます。そのため、駅近いや採光条件などはある程度我慢する必要があります)

・管理が大変です。マンションなどに比べて修繕などの維持管理はすべて自分で行わなければいけません。

・地域との付き合いなどもあります。土地を取得した場所によっては古い慣習などがある場合もあります。

 

建売住宅のメリット・デメリット

次に、建売住宅について説明致します。 現在は昔と違い、高品質な建売住宅も増えています。 価格は多少上がりますが、あまり安く見えないような建売住宅も増えています。

 

ハイクラス建売住宅、ローコスト建売住宅:

耐久性:20年程度になります。建売でもハイクラスなものは、

価格:値段は比較的リーズナブルになります。土地の価格により値段は変わります。

メンテナンス:10年毎に外壁の再塗装が必要になります。価格は1回につき100万円程度。

構造:構造体によって変わります。一般的に木造の方が多いイメージです。

設備:メーカーによって変わってきます。

資産価値:

売却→一般的に売却するまでに時間がかかります。そして、価格が落ちてすぐに土地の価値だけになってしまうこともあります。
賃貸→貸しやすい物件にはなります。

 

総合的なメリット:

・土地と建物の価格は注文住宅に比べると圧倒的に安い。コストパフォーマンス○

・適度に広い

・立地条件が良い。建売メーカーさんが立てる場所は好立地な場所が多いです。人気なエリアに立てればそれだけ早く売れるからです。

・庭、駐車場がある。

総合的なデメリット:

・やはり戸建は管理が大変です。

・希望の間取りには出来ません。

・地域の付き合いが大変です。

以上、建売住宅についてでした。‏

 

中古住宅のメリット・デメリット

それでは最後に中古住宅にについてです。耐久年数:築年数によって変わってきます。

価格:中古住宅は安いです。建物の価値はほとんどなく、土地によって値段が変わってきます。

メンテナンス:購入時から発生する場合が多くあります。リフォーム費用は10万〜300万円程度やりたいことによって変わってきます。

構造・耐震:木造か鉄骨。どんな構造体で建築しているかチェックが必要です。

設備:建築年代の設備。新しくしたいならリフォーム必要。最近はリノベーション済みの物件も多くあります。

資産価値:

売却→建物の価値はほとんどありません。土地の価値のみになる場合が多いです。
賃貸→賃貸しにくい。賃料も安い場合が多いです。

 

総合的なメリット:価格は安く見えますがリフォーム費用などがかかる可能性があります。 適度に広い。 庭や駐車場がある。

総合的なデメリット: メンテナンス費用大。 リフォーム費用がかかる。 機密性、断熱性が低いため、光熱費がかかる。 地域の付き合いが必要。

 

 

以上、住まいのセレクト5種類についてでした。

メリット、デメリットを検討の上で、まずはどんな住まいに住むか決めていきましょう!

 

この記事を書いた人

鈴木 貴博

昭和62年生まれ。愛知県出身。 トチサガッのブログ担当。 住宅メーカー、会計事務所での経験を活かし、お家と土地探しをお金の面からサポートします。

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