愛知県海部郡蟹江町で土地探しする時の注意ポイント！！

海抜に注意？！

海抜は非常に低いエリアになります。

まずは、改めて海抜の意味について説明します。

海抜とは、

海水面から測った陸地の高さ。干潮時と満潮時の年間平均を基準とする。 標高。 コトバンク(https://kotobank.jp/word/海抜-458294)

という意味になります。 つまり、海抜がマイナスのエリアは海水面よりも低い地域になります。

下の画像は蟹江町の資料です。

画像を見ていただくとわかるように、全域水色の地域です。

標高がー１ｍ及びー２ｍの部分が多くなります。

住宅地を購入する場合は、地盤を上げる必要が出てくる地域です。

蟹江町防災マップhttp://www.town.kanie.aichi.jp/uploaded/attachment/4360.pdf

津波の影響は？

津波の影響です。 下記の画像は蟹江町が公式に出している資料です。

15分で水深が30㎝になるエリアです。 海抜が低い分津波の影響は多くなります。

川に近い地域は特に要注意です。

蟹江町で土地を購入する場合は水の影響は覚悟しておいた方が良いです。

地盤に注意？！

蟹江町の地域は粘土層になります。 地中を掘ると温泉が出てくるということもあります。

地盤の種類は下記にまとめてあります。

なんと全域液状化しやすい地域になります。

液状化しやすい地域ということは地盤補強や、地盤調査をしっかりしないといけません。

「用語解説」

液状化： 地震の揺れにより地盤が液体のようになってしまう現象。

建物に沈下・傾きなどの被害が発生。

自然堤防：河川の流路に沿って形成される、河川により運搬された土砂のうち粗粒土が堆積した微高な地盤

干拓地：浅海底や湖底部分を沖合の築堤と排水により陸化させた地盤

三角州・海岸低地：河川河口部に形成される低平な土地で、主として砂や粘性土よりなる地盤

後背湿地：平野にある湿潤な低地で、粘性土、泥炭、腐植質土からなる地盤

参考サイト（地盤データと地震予測）　http://dai-jisin-taisaku.info/yosoku/townlist/2826  

道路幅に注意？！

道路幅が狭い地域だと言われます。

道路幅が狭いとセットバックなどが必要になる場合もあります。 特に４ｍよりも狭い道路幅の場合、車がすれ違うことも大変になるため確認をしておきましょう。

造成費用に注意？！

先程お伝えしたように、地盤が弱い地域であり、液状化しやすい地域になります。

そのため基礎補強工事が通常よりもかかってくる可能性が高くなります。

土地の値段は安くても、余分な費用がかかってしまい、結果的に高くつく場合もあります。

契約前にどれだけ費用がかかるのかもチェックしておきましょう。

蟹江町はどんな町

■高速ICがありお出かけには便利

蟹江ICがあるため、名古屋までもアクセスがよく、長島ジャズドリームもすぐ行けます。

 

■お買い物も便利な場所

蟹江といえば蟹江のヨシヅヤがあります。

他にも千音寺にはエディオンアズパーク店や茶が坂まで行けばイオンもあります。

 

学校の情報もチェックが必要

教育環境もチェックしておきましょう。

住んでいる地域で左右されるため、 地元の人に知り合いがいれば、噂なども聞いておくことが大事です。

下記に小学校と中学校をまとめてありますので、チェックしておきましょう。

■小学校

蟹江小学校

http://kanie-e.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0040 愛知県海部郡蟹江町城四丁目500番地

 

舟入小学校

http://funairi-e.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0048 愛知県海部郡蟹江町舟入三丁目70番地

 

須西小学校

〒497-0036 愛知県海部郡蟹江町須成西六丁目114番地

 

新蟹江小学校

http://shinkanie-e.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0044 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江新田字仲川原198番地

 

学戸小学校

http://gakuto-e.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0050 愛知県海部郡蟹江町学戸四丁目236番地

 

  ■中学校

蟹江中学校

http://kanie-j.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0030 愛知県海部郡蟹江町宝三丁目20番地

 

蟹江北中学校

http://kaniekita-j.kanie-schoolnet.jp/

〒497-0036 愛知県海部郡蟹江町須成西九丁目55番地1

 

まとめ

蟹江町は地盤が弱くて液状化しやすい地域です。地盤沈下も進んでいます。

蟹江町に住むなら、ハザードマップを見て災害に備える必要があります。

土地探しをする際は今日をお伝えした内容を把握した上で行動していきましょう！

最後に、テレビ愛知のゆうがたサテライトに出演した際の名古屋大学教授の野田先生のお言葉で締めたいと思います。

「ハザードマップなどを見ながら、 自分がどういうところに住んでいるのかを確認し、 その上で、どんなことが起きるのかを考えた上で行動する。

自分だけでは難しいかもしれないので、 町内の会合などで、皆さんで情報を共有しておくことが必要。」

(名古屋大学　野田利弘教授) https://tv-aichi.co.jp/you/2018/10/007415.html